キャバクラの痛客とは?
キャバクラの痛客とは、キャバ嬢に対して必要以上にお酒を飲まそうとしたり、気に入らない女の子に対して暴言を吐く、体に触ろうとするなど、痛い言動・行動をとるお客さんのことを指します。
言葉や文面などによってキャバ嬢を追い詰める様なタイプから、場合によっては関係のない周りのお客さんにまで迷惑をかける様な悪質なタイプまで、痛客にも様々な種類がいるんです。
紳士的なお客さんとだけ接客したいと考える女の子がほとんどですが、万が一痛客に当たってしまった場合でも上手なかわし方を身に付けてしまえば売上に繋げられることもありますよ!
危険な痛客の見極め方
「痛客には絶対当たりたくないけどどうやって見極めれば良いの?」
「危険な痛客って判断する方法ってあるの?」
危険な痛客に当たりたくないものの、実際にどうやって見極めれば良いか分からないという女の子も多いのではないでしょうか。
ここでは、わたしが実際にやっている危険な痛客の見極め方についてポイントを3つ解説します!
こまめに連絡してくる
危険な痛客はキャバ嬢に対してこまめに連絡してきます。
通常であればキャバ嬢の方からお客さんに対して連絡することが多いのですが、痛客は些細なことであっても事あるごとにメッセージを送ってきます。
「今日のお昼ご飯は◯◯を食べたよ!」「今から帰宅するよ〜」など、どうでも良いことをまるで彼女相手かの様に送ってくるんです!
一方で、なかなかお店にまで遊びに来ないのが痛客のあるあるパターンで、やり取りをするのが正直ストレスに感じます。
けど、エスカレートするとこちらが少しでも返事を返さないと機嫌が悪くなって暴言を吐かれることもあるため要注意です。
お店ではいつも少額だけど要求が多い
痛客には2種類いて、大金を使ってくれる代わりに横柄な態度を取るタイプ、そして、少額しか使ってくれないにも関わらずやたら店外デートや写真撮影などを求めてくるタイプです。
前者の痛客は自分の売上にも繋がるのである程度は我慢もできますが、後者の痛客は売上にならないにも関わらずストレスがたまる一方なので要注意!
何でもかんでも要求に応じてしまうとさらにエスカレートしてしまうため、「次またお店に遊びに来てくれたら」「あのボトルを卸してくれたら考えるかなぁ〜」とあしらうことも大切です。
アフター狙いの時間に来店する
多くのキャバクラでは閉店1時間前程で入店を締め切るのが一般的です。
しかし、その頃を狙って遊びに来ると1SET分の料金でお酒を楽しめる、そして、あわよくばアフターに付き合ってもらえると考えて閉店ギリギリの時間帯を狙って来店する痛客も多いんです!
特別な事情がないにも関わらず頻繁に閉店間近の時間帯に来店するお客さんには特に注意が必要で、アフターに誘われても応じないことが賢明ですね。
危険な痛客を回避するコツ
ここからは、危険な痛客を回避するコツを3つ解説していきます!
できる限り痛客を回避してストレスなく働きたい、危険な痛客に当たった場合の対処法を知りたいという女の子は要チェック。
しっかりと自分の身を守りながらキャバクラで働きましょう!
先輩キャストと仲良しアピール
危険な痛客を回避するためには、先輩キャストと仲良しアピールすることが効果的です!
痛客に狙われやすいのは何も知らない未経験のキャストです。
右も左も分からない新人にあの手この手を使って近づこうとするのが痛客の常套手段ですが、先輩キャストと仲が良いことをアピールすることで色々な情報を持っていると判断されて必要以上に近付いてこなくなります。
新人キャストは指名や売上欲しさについ営業LINEやアフターなどを頑張り過ぎてしまいがちですが、そこに付け込まれることがない様に注意が必要です!
ボーイの見えやすい位置に座る
お客さんの来店時には、あらかじめボーイから見えやすい席に案内してもらう様に伝えておくのも良いですね!
痛客もキャバクラの中で変なことをすると出禁になることを知っている人が多いです。
特に、キャストに対するセクハラや暴言などはボーイの目の届く所ではやりにくいため、見渡しの良いテーブルに案内してもらうだけでも痛客からの被害に遭いにくくなりますよ!
また、万が一過度なスキンシップや暴言などがあった場合には、我慢することなくボーイに伝えることも有効です。
痛客が調子に乗らない様にキツいお灸を据えてもらいましょう!
自分の事を話し過ぎない
接客中に会話が弾まないと、つい気まずい雰囲気になりますよね。
そんな時は自分のことを話して何とか場を盛り上げたくなるものですが、個人情報はもちろん、よく行く飲食店や好きなカフェなどの情報も話さずに相手の話を引き出すコミュニケーションに徹した方が賢明です。
痛客はエスカレートすればストーカーになり得る危険な存在であるため、自分のことを話し過ぎてしまうと個人情報などを特定される恐れがあります。
また、万が一痛客とアフターに行ってしまった場合には、帰りのタクシーにも注意したいもの。
自宅を特定されない様に少し離れた位置で降ろしてもらう、お客さんを見送った後に車両手配をするなど、痛客に隙を与えないことを意識してくださいね。