キャバクラの給料って、普通のバイトと同じように単純な時給制だと思ってはいませんか?
実は、そんなことはなくて、キャバクラはナイトワーク特有の複雑で稼ぎやすい給料システムがあるんです!
キャバクラの給料システムって?
どんなメリットとデメリットがあるの?
今回は、キャバクラの給料システムについてお教えしますね!
キャバクラの給料とシステム
キャバクラは、そのお店によっていろんな給料システムがあります。
でも、ある程度パターンは決まっているので、ここで紹介するパターンさえ覚えておけばどのお店に行ってもおおよその給料システムはすぐに理解できます!
今回は、ほとんどのキャバクラで使われてる給料システムについて4つ、紹介します!
時給制
まずは普通のバイトと同じような時給制ですね。
働いた時間分だけ、その時間に応じた給料をもらうことができます。
例えば、時給4千円で5時間働いたとしたら、その日の給料は2万円!
…でも2万円がそのままもらえるというわけではなくて、実はここから税金(源泉徴収)とか厚生費が引かれるんです。
税金はだいたい給料の1割なので、この場合2千円の天引き、それから厚生費は1日あたり千円とか、そこはお店によって上下しますね。
その結果、このお店の場合は日給1万7千円ということになります!
働けば働いた分だけもらえるのが時給制の良いところですけど、逆に短時間しか働けない人にとっては不利にもなりやすいシステムです。
日払い制
日払い制は、日雇いのバイトと同じようにあらかじめ時間と日給が決まってて、ちゃんと遅刻せずきっちり働けば、その日の日給がもらえます。
1日営業時間いっぱい働いて2万円とか、そんなイメージですね。
時給制とはそこまで制度は変わらないんですけど、特に古いお店とか高級クラブみたいな雰囲気のお店だと、時給制より日給制のお店が多いみたい。
もちろんこの場合も税金や厚生費の天引きはあるので、日給丸々もらえるわけじゃないことは覚えておいてください!
日払い制の良いところは、給料形態がハッキリしていてわかりやすいところですね。逆に、日払い制は老舗が多いので古くてルールが厳しいお店の可能性もあるかも…。
ポイント制
時給制と日給制について紹介しましたが、その時給や日給を決める方法として導入されてるのが「ポイント制」です!
ポイント制はその名の通り、お店でのポイントを稼いだら給料が上がって、逆に稼げなければ下がっていくというもの。
例えば、本指名が1本入ったら1ポイント、同伴をしたら3ポイントみたいな感じ!
月ごとにその累計ポイントが計算されて、キャストのランキングが発表されたり給料が左右します。
ポイントを稼げば稼ぐほど給料も高くなってどんどん稼げる、みたいなイメージですね!
ただ、ポイントをどうやって稼げるかはお店によって違うので、お店によって稼ぎ方の工夫の仕方が変わってきます。
スライド制
スライド制は、指名本数とか売上とか、明確に給料に左右されるものが決まっています。
例えば指名本数が基準なら、5本の本指名が入ったら時給500円アップ、10本入ったら1000円アップとか。
お店で決められてる数字に応じて、業績が多ければ多いほど給料が高い値段にスライドしていきます!
この場合も例えば指名がたくさん取れる人ならどんどん稼げますよね!
逆に本指名がなかなか取れない、高額ボトルを入れてもらえない新人は給料がなかなか上がらないのがツライところです…。
給料のバックについて
キャバクラではこの時給や日給に加えて、バックというものがあります!
バックっていうのは、キャバ嬢がお店で接客をして売上が出た分の何割かが、報酬として上乗せされるシステムのこと。
- 本指名バック:本指名料の50%〜100%
- ドリンクバック:ドリンク代の10〜20%
- 同伴バック:同伴料金の30%〜50%
- 売上バック:接客したお客さんの支払い代金の10〜20%
多くのお店では、このようなバックが用意されてます。
例えば、時給4000円で5時間働いてるキャバ嬢が、営業中に10万円の売上を出したとします。
すると、時給分の2万円に加えて、バックとして売上の20%の2万円をさらにもらうことができるんです!!その結果、そのキャバ嬢の1日の日給は4万円!
ここから税金や厚生費諸々が引かれるので、実質の手取りは3万5千円くらいかな。
バックがあれば、キャバ嬢はこんなにもたくさん稼げるんです!
まとめ
キャバクラの給料システムは様々なんですけど、ほとんどのお店では、時給or日給制。
その時給や日給を左右するのにポイント制かスライド制のどちらかが用意されてるっていうイメージを持ってるとわかりやすいですね!
さらに忘れちゃいけないのがバック。
これによってキャバクラではかなり稼げるようになるので、短時間でたくさん稼ぎたい人は、働くお店の給料システムを理解して働いていってくださいね!